前回の記事まででここまでで準備が整ったので,いよいよワードプレスを使えるようにしましょう!
念のためおさらいしておくと,ワードプレスを使うために
- 自分の独自ドメインを取得する(2回目の記事)
- ホームページの情報はすべてサーバーに保存する(3回目の記事)
- サーバーにデータを移すにはFTPを使う(4回目の記事)
という3つの内容を説明してきましたね.
これらについて読みたい方は,以下の記事を参照してください.
この記事では,「ワードプレス」を「インストール」して,使うことができるところまで説明します.
一連の記事はこちら
【ゼロから始めるワードプレス1|そもそもブログとは何か】
【ゼロから始めるワードプレス2|独自ドメインとは何か】
【ゼロから始めるワードプレス3|サーバーとは何か】
【ゼロから始めるワードプレス4|FTPとは何か】
【ゼロから始めるワードプレス5|ワードプレスをインストールする】←今の記事
【SPONSORED LINK】
ダウンロードとインストール
この一連の記事を読んで下さっている方々は,あまりパソコンに詳しくない方が多いでしょう.
私がワードプレスを始めたときは
- ダウンロード
- インストール
がごちゃ混ぜになって混乱したことがあります.
そこで,まずは「ダウンロード」と「インストール」について説明します.
ダウンロード
「インターネット上にあるデータ(画像など)を自分のパソコンに保存すること」をダウンロードといいます.
一方で,前回のFTPの説明の記事でも説明したように,「サーバーへ移すこと」をアップロードといいますね.
インストール
例えば,パソコンに画像をダウンロードしたとき,多くの場合ではその画像を自分のパソコンで見ることができます.
しかし,画像のように単純ではない何らかデータをダウンロードしたとき,そのダウンロードしたデータがそのままでは動かないことがあります.
このとき,そのデータは壊れて動かないのではなく,動くように設定しなければならないのです.
このように,「データを動くように設定すること」をインストールといいます.
ワードプレスをインストールする
ワードプレスを使えるようにするためには,単にワードプレスを「ダウンロード」するだけではダメで,「インストール」を行う必要があります.
ワードプレスを「インストール」するための方法は2種類あります.
1つ目の方法
1つ目の方法は【ここから】ワードプレスをダウンロードして,諸々の設定を自分で行う方法です.
しかし,初心者にとって簡単ではありません.
何をやっているのか分からないし,正しくできているのか不安になります.
この一連の記事では,必要最低限の必要なことを知ってワードプレスを使えるようにすることが目的ですから,この記事ではこの方法は採用しません.
2つ目の方法
2つ目の方法は,「レンタルサーバーのサイトでやってもらう」という方法です.
サービスでワードプレスのインストールを代わりにやってくれる「レンタルサーバー」は多く,必要事項を記入すればあとは自動でインストールしてくれます.
ホームページを運用するにあたって,ホームページの全ての情報をインターネット上に保存する場所が必要で,この情報をおいておく場所のことをサーバーといいます.この記事では,サーバーの概要を説明し,オススメのサーバーを紹介しています.
例えば,3回目の記事で紹介した
はいずれも自動インストールのサービスが付いているので,サーバーを借りればレンタルサーバーに自動インストールを任せれば良いでしょう.
自動インストールの方法はレンタルサーバーによって異なるので,ここでは個別に説明できませんが,いずれも必要事項を記入すればサクサクと自動でインストールの作業を行ってくれます.
諸々の設定が完了するのに1時間程度要する場合もありますが,設定が完了すればワードプレスが使えるようになります.